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塗り替えや塗料の疑問にお答えします

塗料について

1.塗料ってなにでできているの?

塗料の原料

塗料の原料は主に樹脂・顔料・添加剤です。

2.塗料の種類にはどんなものがあるの?

住宅外壁によく使われる一般汎用塗料には、「アクリル樹脂塗料」「アクリルシリコン樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」「フッ素樹脂塗料」等があります。一般的に塗料はこのように樹脂の種類で分類されます。

3.塗膜はなぜ劣化するの?

塗膜劣化の大きな要因として、湿気と紫外線の影響があります。特に紫外線のエネルギーは非常に強く、塗膜の分子構造を破壊してしまいます。

4.なぜフッ素樹脂っていいの?

外壁用塗料の大敵は紫外線です。塗料の樹脂は一般的には紫外線の影響を受けて劣化します。他の一般汎用の塗料用樹脂と違い、フッ素樹脂の結合エネルギーは紫外線エネルギーより強いので劣化しにくいのです。3F系フッ素ルミフロンだけは分子構造が破壊されません

5. 3F系フッ素樹脂塗料や4F系フッ素樹脂塗料って何が違うの?

3F系フッ素樹脂も4F系フッ素樹脂も非常に優れたフッ素樹脂です。フッ素樹脂はフッ素モノマーだけでは塗料用の樹脂としては使用できない為、フッ素とフッ素をつなげる物質が必要となります。

ここがポイント

優れたフッ素を使ってもフッ素をつなげる物質によって、性能が大きく左右されます。3F系(ルミフロン)は1982年に世界で初めて「交互共重合体」を主鎖に持つ樹脂を開発しました。分かりやすく言うと、大人と子供が交互に手をつないでいるイメージです。子供が大人をつなげる役割をし、大人が子供としっかり手をつないでいるので、4F系フッ素樹脂やその他の3F系フッ素樹脂よりも切れにくい構造になっています。

ルミフロン
(3F系フッ素樹脂)

ルミフロン

その他のフッ素樹脂
(3F・4F)

その他のフッ素樹脂

6.低汚染タイプの塗料ってどんな塗料?

雨の力で、壁などに付着した汚れを落とす、セルフクリーニング機能を有した塗料です。

AGCコーテック独自の技術により、塗膜表面は水が馴染みやすく、油性分はハジキやすい塗膜になっています。空気中の汚れは油性分を含んでいます。低汚染塗膜は、油性分を含んだ都市型汚染物を浮き上がらせ、雨水によって汚れを押し流し、雨筋汚れの低減に効果的です。

7.無機塗料ってどんな塗料?

一般的には、セラミックやケイ素などの無機物を配合した塗料です。

無機系ハイブリット塗料が厳密な名称であり、無機とシリコン樹脂、無機とフッ素樹脂のように他の樹脂(有機物)とのハイブリット塗料が市場に流通してます。その為、樹脂の種類、配合によって性能は大きく異なる場合があります。

メリット

1.耐候性に優れている
2.汚れにくい
3.難燃性がある

デメリット

1.価格が高い
2.色のバリエーションが少ない
3.ひび割れしやすい
4.艶が出にく
5.性能が実際に証明されていない

無機系塗料には、塗料基準が無い為、各メーカー独自で試験データに基づき性能表示しています。名称も「無機塗料」「無機系塗料」「無機ハイブリッド塗料」「無機有機ハイブリッド」など様々です。

※施工店が塗料製造会社より塗料購入し、自社ブランドとして販売している所があります。その為、性能表示の信頼性に欠け、保証年数など独自で定めており、何の担保も無い場合があるので注意が必要です。

8.光触媒塗料ってどんな塗料?

光触媒塗料は、シリコン樹脂やフッ素樹脂に酸化チタンを配合し光触媒反応によってセルフクリーニング機能を持たせた塗料です。

光触媒反応とは、光を照射することにより作用する触媒反応のことで、ここでは、塗料中の酸化チタンと反応し有機物を分解する作用を言います。

メリット

1.防汚性に優れている
2.使用する樹脂によっては耐候性に優れている
3.空気清浄効果がある

デメリット

1.色のバリエーションが少ない
2.光の当たらないところでは効果が発揮しにくい
3.施工が極めて難しく性能が施工技術に左右される
4.ひび割れしやすい
5.屋根用塗料がない
6.光触媒反応により塗膜を自己分解し劣化する

などのデメリットがあり、不具合も多く発生した為、残念ながら大手メーカーの撤退する事例もありました。

9.フッ素樹脂塗料と他塗料のどれがいいの?

塗料は非常に多くの種類があります。

住宅の塗替えに使用される塗料は、性能と価格のバランスが取れたシリコン樹脂塗料が多く使用され、最近ではより耐候性に優れ長期的なコストパフォーマンスの観点からフッ素樹脂塗料が選ばれるようになってきました。また、無機塗料や光触媒塗料など、性能と機能性を打ち出した塗料も増えてきています。

塗料を選ぶ際には、それぞれの塗料の性能、価格などメリット・デメリットを理解し、選定されることをお勧めします。但し、どんなに良い塗料を選んでも、施工業者の技術によって性能が左右される場合があります。是非、本物のプロ職人「メイクupショップ」へご用命ください。

塗料 耐候性 実績数 色の種類 光沢(艶) 汚れ 作業性 LCC その次の塗装
ルミステージ
(フッ素樹脂塗料)
20年以上
他社フッ素樹脂塗料 10~15年
無機+フッ素塗料 20年以上
鮮やかな色のラインナップが少ない

塗装直後も艶が少ない
無機+シリコン塗料 10~15年
鮮やかな色のラインナップが少ない

塗装直後も艶が少ない
光触媒塗料 7~15年
シリコン塗料 7~10年

最良を◎として、順に◎>○>△>×

※LCC(ライフサイクルコスト):製品や構造物がつくられてから、その役割を終えるまでにかかる費用をトータルでとらえたものです。ルミステージは、長持ちするため塗替え回数が少なく、長期的な費用として考えた場合、非常にお得な塗料です。

ルミフロンについて

1.「ルミフロン」ってなに?

フッ素樹脂塗料の主成分であるフッ素樹脂です。「ルミフロン」は1982年にAGCが世界で初めて開発した溶剤や水に溶ける塗料用フッ素樹脂です。

2.ルミフロンの実績は?

1982年の誕生後、40年以上の実績があります!今では塗り替えるために大きな費用がかかってしまう大型の建築物や構造物などに採用されてきました。
最近では塗り替え回数の低減によるコストメリットが評価され、戸建への採用が増えております。

3.AGCコーテックってどんな会社なの?

AGCのグループ会社で、フッ素樹脂塗料専門の塗料メーカーです。他社塗料メーカーは色々樹脂の塗料を販売しているのに対し、AGCコーテックはフッ素樹脂塗料のみを販売しています。だからこそ、フッ素樹脂塗料だけは他の塗料に負けるわけにはいかないのです。フッ素樹脂塗料を作り続けて40年!!

ルミステージ、メイクupショップについて

1.「ルミステージ」ってなに?

フッ素樹脂塗料専門メーカーのAGCコーテックが製造している、戸建住宅向けフッ素樹脂塗料のことです。「ルミステージ」はAGCの認定施工店「メイクupショップ」だけが取り扱うことが出来る住宅専用の特別な塗料です。

2.「メイクupショップ」ってなに?

AGCの認定を受けた塗装会社です。AGCの「ルミフロン」ベースのフッ素樹脂塗装を、戸建住宅のお施主様に責任施工をもってお届する品質の高い塗装のプロです!

3.「メイクupショップ」は他の塗装店となにが違うの?

メイクupショップが他の塗装店と違うポイントは大きく5つあります。
(1)塗装塗膜製品の品質が違います。
(2)実績が違います。
(3)作業品質が違います。
(4)現場品質が違います。
(5)ブランドとしての品格が違います。

4.「ルミステージ」は誰でも施工できるの?

メイクアップアーティストによるプロの技!

「ルミステージは」、発売以来40年の実績を誇るAGCの「ルミフロン」を原料としたフッ素樹脂塗料です。しかし、塗料は半製品。いかに優れていても、きちんとした塗装施工がされなければ、その性能は十分に発揮されません。

AGCでは「ルミステージ」の取り扱いに認定制度を設け、厳しい条件を満たした施工店だけを「メイクupショップ」として認定し、塗り替えの提案から施工までを任せています。「ルミステージ」を塗ることが出来るのは、「知識」「技術」「マナー」がしっかりとした認定施工店「メイクupショップ」のメイクアップアーティストだけなのです。

5.「ルミステージ」はどこにでも塗れるの?

塗る場所に合わせて工法をご用意しています。ただし、素材によっては塗れない場合もございますのでメイクupショップにご相談ください。

  屋根 外壁
  金属 スレート瓦 本瓦 コンクリート
モルタル
窯業系
サイディング
金属
サイディング
水性 × × × ×
弱溶剤 ×
溶剤 × ×

6.「ルミステージ」のメンテナンスはどのようにすれば良いの?

汚れが目立つ場合は、塗膜を傷つけないように中性洗剤で洗浄してください。下記(1)~(4)のような行為で塗膜に異常が生じた場合は、10年保証の対象となりませんので、ご注意ください。

7.環境や人体に害がないか心配・・・。

ルミステージの商品の多くは環境に優しい「水性塗料」「弱溶剤塗料」を採用しております。塗膜が形成され、塗装面に密着していれば、環境や人体には無害です。しかし、食べ物ではありませんので、万が一塗膜が剥がれてしまった場合、絶対に口に入れたりしないでください。

8.今後何らかの理由で部分的に塗料が剥がれた場合、どうすれば良い?

まずは、施工を行ったメイクupショップへご連絡ください。メイクupショップがご不明な場合は、以下のURLより弊社までご連絡ください。
https://www.agccoat-tech.co.jp/contact/index.html

9.10年保証について教えて!

「ルミステージ」は、AGCに認定された塗装施工店、「メイクupショップ」だけが扱うことができる信頼のブランドです。その精神は、「徹底したお施主様満足の追求」です。塗装の前に、メイクupショップがプロの目でお施主様の家を診断し、「外壁診断書」「屋根診断書」を作成致します。

この診断書をもとに、お施主様へご自宅の現状をご説明し、その上で、最も適したメンテナンス方法を、ご提案いたします。工事完了後は、「『ルミフロン』ベースフッ素樹脂塗装管理シート」を完成させ、お施主様にご確認頂いた後「10年の保証書」を発行いたします。

この保証制度は、塗料メーカーであるAGCコーテックと、その認定施工店メイクupショップが、ルミステージというブランドを、自信を持ってご提案しているという証であると言えます。

「ルミフロンサポートシステム」 保証書発行の流れ

「ルミフロンサポートシステム」 保証書発行の流れ
保証書
保証書

塗り替えについて

1.屋根や外壁は、なぜ塗り替えが必要なの?

晴れの日も、雨の日も住まいを守り続けている外壁。その外壁を保護する塗装は年月とともに、紫外線・酸性雨・潮風・高温多湿などにより劣化が進みます。知らず知らずのうちに傷みが進み、放っておけばお住まい本体にも影響が及びます。

そうなる前に、品質の良い塗料で丁寧な正しい塗り替えをする必要があります。外壁・屋根を人間の顔に例えるなら、塗装はお化粧のようなもの。肌に合ったお化粧品を選べば、トラブルも無く若々しい肌を保つことが出来るように良い塗料で塗り替えをすることで、お住まいを長く守ることが出来るのです。

2.フッ素樹脂塗料の塗り替え費用って高い?

「フッ素がいいのはわかるが高くて…」という声はよく耳にします。単純に他の樹脂塗料と価格だけを比較するのであれば高価なものです。しかしながら、フッ素樹脂塗料は他の樹脂塗料と比較して耐候性が高いため、非常に長持ちします。塗料のみで比べると非常に高価ですが、塗装工事費全体で比較するとコスト差はわずかです。

長持ちするので、他の塗料より塗り替え回数が少なく、40年周期で見たときの住まいのライフサイクルコストを減らすことができるため長い目で見れば断然お得なのです。

無機系ハイブリット塗料は、理論的には優れた性能を有することができます。しかし、まだ発売されてから間もないため、実際の建物での耐久実績は出ておりません。

AGCコーテック㈱のフッ素樹脂塗料は、40年以上の実績があり、発売当初に塗装をして未だに塗り替えていない建物も多数あります。性能は試験データーだけではなく、実際の建物で証明されています。

コストの違い

3.塗り替えはどのくらいの期間ですれば良いの?

塗膜の寿命は、紫外線の量や塩分などの外的要因や塗装仕様、塗装方法に大きく左右されますが、ルミステージは一般的な環境にて15~20年の長寿命を誇ります。実績としては、30年塗り替えをしていない物件もあります。そのため、塗り替え回数を少なくすることができ、長い目で見れば断然お得なのです。

4.塗り替えが必要か、簡単に分かる方法はあるの?

外壁や屋根に次のような症状が出ていたら、塗り替え時期のサインです。お早目に「メイクupショップ」、または弊社までご相談ください。

またこちらから建物状態の簡易診断をご実施頂けます。

5.塗料を選ぶ場合の注意事項ってあるの?

業者任せではなく、まずご自身の希望を整理しましょう。塗り替えにかけられる予算、建物の色や模様など、なるべく多くの情報を集めてご自分の塗り替えに対する希望を整理し、塗装業者へご相談いただくことをお勧めいたします。

6.次の塗り替えの時も「ルミステージ」を塗ることは出来る?

フッ素樹脂塗料の塗膜を残したままでの塗り替えは困難とされていますが、「ルミステージ」ならフッ素樹脂塗料の塗膜を残したままで塗り替えが可能です。塗り替え工事費の節減になるだけでなく、廃材を少なくできるので環境対策にも有効です。

7.次のリフォーム時、他種の塗料を上塗りできる?

「ルミステージ」に他種の塗料の重ね塗りは出来ません。一度既存の塗膜を剥がして、ご施工をしてください。

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